KZ400FXEEフルリストアー　トルク40％UP 馬力18％UP フェラーリレッド 車検は令和6年末まで 中免可 KZ550FX/Z1/Z2/KZ1000R1/R2

はじめに

このバイクはパワーウエイトレイシオとパフォーマンスと信頼性を第一目標に作り上げたバイクです。

ノーマルのKZ400FXの重さは189となっています。このバイクはそれから13軽くなっております。エンジンのトルクは約40%アップ、約18馬力アップ。

その数字をどうやって可能にしたかこれから説明します。

バイクの説明をする前に私のバイクの遍歴を紹介したいです。今まで所有していたバイクのリストです。
　1．1956年 ハーレー パンヘッド
　2．1969年 HONDA CB750K0砂型
　3．1972年 KAWASAKI Z1
　4．1982年 KAWASAKI Z1000R1ローソンレプリカ
　5．1983年 HONDA CB1100RD
　6．1983年 HONDA アフリカツイン　
　7．1989年 YAMAHA FZR750RR（OWO1）

　その他5，6台ほど…

バイクには普通の人よりはこだわりがあると思っていますので、このKZ400FXもこだわりをもって作りました。

バイクの説明

1．ペイント

  ペイントの色はフェラーリのイタリアンレーシングレッド。残念ながら写真ではあまりきれいに色は出ませんが、実物はとても綺麗です。

2．エンジン

  エンジンはKZ400EEを購入してリビルドしました。リビルドすることによって、トルクは約40％アップ、約18馬力アップしました。

エンジンに使った部品はほぼカワサキ純正部品です。400のエンジンから使った部品は、ヘッドカバー、シリンダーヘッド、エンジンケースです。他のすべての部品はとても程度の良いアップグレードされた物です。

  唯一カワサキパーツではないのはシリンダースリーブです。新しいシリンダースリーブを４００のシリンダーヘッドに入れてもらうのに、千葉県のＦ２やＦ３のレーシングパーツを作っているショップで入れてもらいました。工賃代＋パーツ代＋送料など合わせて約235，かかりました。 ・・・高い！

  エンジンは組みなおして車検を通した後一切乗っていないので、３，０００回転を越さないで１，０００ｋｍのならし走行が必要です。５００ｋｍ走行したら一回オイルチェンジをして、また５００ｋｍ走行した後に再度オイルチェンジが必要です。そのあとは普通に乗れます。オイルはエンジンオイルとグリース、タンクのコーティング材その他はショップがすべてＭＯＴＵＬを使っていました。

３．ホイール

  フロントとリアーホイルはどちらも磨きなおしリペイントしております。フロントとリアタイヤ（ダンロップ）、ドライブチェーン、フロントエンジンスプロケットとリアーホイールスプロケットは新品です。クラクションも新しいです。

  フロントキャリパーは完璧にリビルドされ、ニューフェラルドブレーキパッドを使い、新しいブレーキホースにはメッシュホースを使いました。リアブレーキシューも新品に交換しております。リアショックアブゾーバーも新しく替え、ハンドルも新しいスポーツタイプに変えています。
ハンドルを低くしたことによって、新しいクラッチケーブルと新しいアクセラレーターケーブルに交換しました。ミラーも新しいです。新しい4in1ヨシムラタイプエグゾーストを付けました。新しいバッテリー、ヘッドライトブースター、シートカバー、新しいフロントブレーキメッシュホース。新しいカワサキガスタンクエムブラム、ガソリンタンクキャップを着けています。

４．フロントフォーク

 フロントフォークはカワサキパーツでリビルドしています。ＭＯＴＵＬのオイルを使ってます。

５．タンクについて

  タンクはペイント塗装前に内部を洗浄し、ＭＯＴＵＬのさび止めのコーティングをしています。

６．車検

車検は令和6年末迄ついています。車検取得以降一度も乗っていません。

７．重量について

  エンジンはkZ400EE、フレームは1981年式のKZ550F。スピードメーターは日本仕様のキロメータータイプを付けています。この400EEエンジンを購入した時についていたタコメーターとスピードメーターを付けてあります。 オリジナルのKZ400FXの重さは約189と説明書に掲示されています。

  オリジナルのバイクのエグゾーストと新しい４in１のエグゾーストの重さの違いは約７kg軽く、４in１をつけるのにセンタースタンドを外すことになったので、そのセンタースタンドの重さ約２kg分軽くなっています。

８．リアブレーキ

リアブレーキについて少し説明させてもらいます。

  皆さんは後ろのブレーキのディスクロータータイプにこだわっているみたいなのですが、私の知り合いがKZ400Jを購入してお金をかけてディスクロータータイプに変更しましたが、残念ながらE２のパーツを使ったので、以前のドラムブレーキよりもブレーキの効き目が悪くなったということです。その理由は、E１とE2のディスクブレーキはキャリパーとキャリパーステイが一体のため、ブレーキの効き目がとても悪いとのことです。

E3とE4のブレーキキャリパーはフローティングタイプなので、ブレーキの効き目はドラムブレーキよりも良いということですが、E1、E2はドラムブレーキよりもブレーキの効き目は悪いです。

  その上にディスクローターと一体のブレーキキャリパーとその他のパーツを足すと、バイクが約4kg重たくなります。そしてＥ１/Ｅ２はブレーキの効き目が悪くなっているので、ドラムタイプの方がトータルの性能は良いです。このバイクはトータルで純正のKZ400FXより約13kg軽いです。パワーウェイトレシオを考えると、このバイクはカワサキのZ２よりも早いです。

９．キャブレーター

  キャブレーターはKZ550Fを使っております。

  フルオーバーホールしています。メインジェットとパイロットジェットは純正のKZ550Ｆのキャブレーターより、約７％大きいサイズを入れております。計算上ユニエアーフィルターと４in1のエグゾーストを付けた場合、キャブレーターのメインジェットとパイロットジェットを７％大きくしないとバランスが取れないからです。

このバイクは私の嫁さんのために作ったバイクで、時間と手間とコストをかけて改良し、私のZ-1についてこられるようにパワーアップしています。

只、残念ながらお金をかけすぎて嫁が自分で乗るのにはもったいないとのことで、売りに出すことにしました。

バイクショップの350～のバイクに比べてルックスでは引けを取りません。但し走りははるかに素晴らしいと思います。

最後まで御覧いただき有り難うございます、自信を持ってこのバイクを作ったので安心して入札してください。