「PP-2000 の音をより多くのアナログファンに」
この夢の実現に我々は技術の結晶を送る。
PP-2000の血統を受け継いだ自信作、PP-500
フラッグシップモデルPP-2000譲りの音像定位、空間再現力、鮮度の高い中高音と豊かな低音再生を目指すと共に、軽量化にも重点を置きました。軽量化に寄与するジュラルミン材ベースの採用と、ダンパーを始めとする振動系の改良と相まって、力強い音質と臨場感を再現します。
オーセンティックな鉄心コイル/ローインピーダンスMC 型
MCカートリッジは基本的に電力増幅駆動のため低インピーダンス型が理想的です。フェーズメーションでは、低インピーダンス型でありながら高出力が得られる鉄心入りコイルを採用。コイルボビン材は音質的に最も望ましい純鉄とし、特注の35μm径6N無酸素銅線を鉄芯に左右クロス捲きとしています。PP-2000の磁気回路技術をフィードバック
磁気回路構造はフラッグシップモデルPP-2000の技術を取り入れ、PP-2000 同様磁性体にパーメンジュールを使用し高能率で均一性に優れた磁場を実現しました。その結果振動系の重量を重くする事無く出力の増加を図りました。
振動系の見直しによるトラッカビリティの向上
PP-300の振動系を改良し、ジュラルミン材ベースの採用と相まってこのクラス最高音質のベストバランスを目指しPP-500専用に振動系をチューニングしました。その結果、よりスムーズなトレースと力強い音質、臨場感を再現いたします。
高音質素材の継承
従来から定評のある無垢ボロン材を採用したカンチレバー、6N 無酸素銅線による発電コイル、純鉄コイルボビン、ワイヤダンパー等、PP-2000 をはじめ他モデルで実証された高音質素材を継承しております。ボディーには定評のあるDLC※処理を継続採用。剛性、振動減衰特性に優れ濁りの無い音質を実現しています。
※ DLC (Diamond Like Carbon) とはイオンを利用した気相合成法により合成されるダイヤモンドに類似した高硬度・電気絶縁性などを持つカーボン薄膜の総称です。
商品仕様
発電方式 | ムービングコイル式 |
インピーダンス | 4Ω |
適正針圧 | 1.7〜2.0g |
出力電圧 | 0.3mV以上(1kHz 50mm/s水平方向) |
コンプライアンス | 8.0μm/mN( 8.0x10-6 cm/dyne) |
再生周波数範囲 | 10Hz〜30kHz |
セパレーション | 30dB 以上(1kHz) |
チャンネルバランス | 1dB以内(1kHz) |
推奨温度範囲 | 20〜26 |
本体重量 | 11.3g |
スタイラスチップ | ダイアモンド(ラインコンタクト/曲率0.03X0.003mm) |
カンチレバー | ボロン無垢ϕ0.26 |
マグネット | サマリウムコバルト |
磁気回路構成材料 | パーメンジュール |
ベース材質 | ジュラルミン材削り出し(DLC処理)(※) |
ボディ材質 | ジュラルミン材削り出し(DLC処理)(※) |
※ DLC (Diamond Like Carbon) とはイオンを利用した気相合成法により合成されるダイヤモンドに類似した高硬度・電気絶縁性などを持つカーボン薄膜の総称です。